老舗加賀屋で食中毒発生。3日間の営業停止処分となりました。
15人は2日夜にウニ、アマエビ、カンパチなどの刺し身料理などを食べ、腹痛や嘔吐(おうと)などを訴え、患者の便からは腸炎ビブリオが検出されました。
腸炎ビブリオはふだん海中に生息するため、魚介類が原因と考えられているそうです。

石川県は6日、同県七尾市の和倉温泉にある高級旅館「加賀屋」に宿泊した男女15人が食中毒になったと発表した。
うち10人が入院したが、症状は全員軽く、9人は既に退院したという。
県薬事衛生課によると、2日に加賀屋で夕食を食べた24~87歳の宿泊客15人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えた。同課は腸炎ビブリオが原因と断定し、夕食で出た刺し身の洗い方が不十分だった可能性があるとみている。
小田與之彦社長は「ご迷惑とご心配をかけ、心よりおわびする」とのコメントを出した。